公開日: 2022/10/26
更新日: 2022/11/01
カワサキのクォーターを語るとき、外せない名車がある。ZZRだ。搭載する250パラレルツイン(並列2気筒)の始まりは1979年発売のZ250FTに遡る。専用設計のエンジン&フレームなどの高いスポーツ性が評価を得て、ツーリング派から支持を得るようになった。
その後、水冷のGPZ250Rなどを経て90年にZZRが登場。特徴はウィンドプロテクション効果の高い大型フルカウルとアップハンドルのポジション。ツイントリップメーターに小物入れ、収納式の荷かけフック、メンテナンスに便利なメインスタンドなど、ツアラーらしい装備が満載。取り回しの良さなども相まって大人気モデルとなり、250㏄ツアラーモデルとして地位を確立、ロングセラーとなった。ZZRは2007年がラストモデルとなったが、カワサキ伝統の250パラレルツインエンジンは現在のニンジャ250へ引き継がれている。
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