TRIUMPHニューモデル注目

【TRIUMPH】400ccクラスに2モデル追加で、ユーザーへの提案力さらにアップ!

公開日: 2026/02/02

更新日: 2026/02/05

2024年に投入した400ccモデルSpeed400、Scrambler400X、2025年投入のScrambler400XCが好調なトライアンフモーターサイクルズジャパンに昨年12月16日、新たに『Thruxton400』『Tracker400』が加わり、400ccクラスのラインアップが一層充実した。

スラクストンとトラッカー、トライアンフの400ccが5モデルに増加

『Speed400』(画像は発売当時)
『Speed400』(画像は発売当時)

400ccクラスといえば、軽二輪のように車検がないわけではないのでランニングコストはそれなりにかかるが、裏を返せば定期的にメンテナンスを受けるので、一部の軽二輪ユーザーに見られる乗りっぱなしということがなく、車両の状態をほどよく保てる。リッタークラスのような圧倒的なパワーはないが楽しむには十分なパワーがあり、大排気量モデルと比べて車体も軽く扱いやすい。一時停止や信号待ちなどでちょっとバランスを崩した場合、車体が大きくて重いと倒してしまうことがあるが、400ccクラスだと倒さずに済むこともある。価格面においても、400cc以上のモデルと比べると安価で手に入れやすい。また、免許も普通二輪免許でOK。このように、バイクライフを楽しむということにおいて、400ccは優等生なクラスなのだ。

その400ccクラスに昨年末、新たな仲間が加わった。それが、トライアンフモーターサイクルズジャパンが12月16日に発売した『Thruxton400(以下、スラクストン400)』『Tracker400(以下、トラッカー400)』。すでにSpeed400、Scrambler400X、Scrambler400XCという400ccモデルがあり、新たに発売された2モデルを加えると5モデルとなる。同メーカーにおける、大型二輪免許が必要なクラスの全モデルを400ccクラスでも選べるようになったということではないが、ラインアップはかなり充実したと言えるだろう。

カフェレーサースタイルとフラットトラックスタイル、毛色の違う2モデル

『Thruxton400』
『Thruxton400』

新たな2モデルを紹介すると、スラクストン400は、現代的なデザインを取り入れた本格カフェレーサースタイル。新設計されたフェアリングには丸型LEDヘッドライトが組み込まれ、バーエンドミラーも装備。レトロモダンと言えばいいのか、そのような雰囲気を醸し出している。ハンドルはクリップオンハンドルでSpeed400と比較して40mm狭く、246mmも低くセットされ、フットペグも後方に86mm、上方に27mmの位置に配置。シート高は795mmと今どきの標準的な高さだが、低いハンドルとバックステップによってアグレッシブなライディングポジションとなる。さらに、サイドパネルに『Thruxton』と刻まれたアルミニウムのバッジがあしらわれ、攻めの気分が盛り上がる仕上がりとなっている。

カラーはファントムブラック/アルミニウムシルバー、カーニバルレッド/アルミニウムシルバー、パールメタリックホワイト/スムースグレー、メタリックレーシングイエロー/アルミニウムシルバーの4色展開で税込84万9900円からとなっている。

『Tracker400』
『Tracker400』

もうひとつのトラッカー400はスラクストン400とはまるで毛色が違い、フラットトラックレースからインスピレーションを得たというモデルで、一目でフラットトラックと分かるシルエットとなっている。ハンドルはフラットでワイドなハンドルバーで、Speed400に比べて23mmワイドで134mm低くセットされている。フットペグはスラクストン400同様に、後方に86mm、上方に27mmの位置にセット。140mmストローク量が確保されたフロントフォーク、130mmのストローク量を誇るリアサスペンションなども装備されている。 

カラーはファントムブラック、レーシングイエロー、アルミニウムシルバーの3色展開で、価格は税込80万9900円からとなっている。

エンジンは、2モデルとも水冷単気筒DOHC4バルブで、最高出力42PS/9000rpm、最大トルク37.5Nm/7500rpm。

前述したように、400ccクラスはバイクライフを楽しむのに適したクラスとも言え、ロイヤルエンフィールドの同クラスやホンダ『GB350』を例に挙げるまでもなく、訴求力は十分にある。このクラスのラインアップが充実することは、ユーザーへの提案力という視点においても意味は大きい。



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