公開日: 2026/05/29
更新日: 2026/06/03
今回はトライアンフ茅ヶ崎様にご協力いただき、バイクジャーナリストの小林ゆきさんが、トライアンフ「ボンネビルT100」の試乗インプレを行いました! 足つき・取り回しインプレも行っているので、そちらも参考にしてみてください!
こんにちは、バイクジャーナリストの小林ゆきです! 今日はトライアンフ茅ヶ崎さんで試乗車をお借りし、「ボンネビルT100」と「ボンネビルT120」の両方に試乗します。別動画では比較の足付きや取り回しインプレも行っていますので、ぜひそちらも参考にしてください。トライアンフ茅ヶ崎さんでは試乗車が用意されています。この動画を見て気になった方は、ぜひ足を運んでみてください。
トルクが以前と違いますね。トライアンフがこれ以上進化するのかと思うほど、いろんな所が素晴らしくなっています。今回のモデルがどれほどの進化を遂げたのか検証します。試乗前に足付きと取り回しの確認をした際はハンドル周りが立派に感じましたが、実際に運転してみるとハンドル幅は広くなく、むしろ狭いと感じるほどで、ポジションに対してちょうど良い位置にあります。
少し荒れたアスファルトの路地に入ります。T100はテイスティモデルですが、もともとロードスポーツとスクランブラーの中間のようなバイクなので、こうした路面でのテストライドにはちょうどいい感じですね。ツーリング先で遭遇するような狭い道でも気兼ねなく進める、非常に楽しいバイクだとしみじみ感じます。
現在ギアを3速に入れています。タコメーターとスピードメーターは2連のアナログメーターです。時速40km、2000回転以下でも粘り強く走ります。最近のトライアンフは、エンストを全くしないのではないかと思えるほど低回転域の粘りがあります。今回のニューモデルは、ドコドコ感が少し優しくなった印象を受けますが、ギアを上げて、1500回転まで落とすと、かなり力強いドコドコ感が現れます。
スピードを上げてみます。T100は5速ミッションを採用しています。T120の6速との大きな違いですが、中速域でのシフトチェンジが少なくて済む5速は、日本の道路状況に非常に適しているという説を私は持っています。3速でアイドリング付近まで回転数を下げても、いつまでもエンストしないような感覚があります。
完成度が高く、日常の足としても全く気兼ねがいりません。大型二輪免許を取得したばかりの初心者の方は、大きくて重い、あるいはパワーがありすぎるバイクを持て余して降りてしまう方も多いですが、このボンネビルは小柄な方や初心者の方にも非常におすすめです。決してパワーがないわけではありません。出発時に驚いたように、予想以上のパワーとトルクがあります。ワインディングでも5速を活かし、3速や4速のスロットルのコントロールだけで快適なクルージングを楽しめると思います。
砂利道のような場所でも不安はなく、足回りの吸収性も非常に優れています。ハンドリングも極めてリニアです。トライアンフは伝統的なデザインを雰囲気だけで踏襲するのではなく、性能面でも良きところをしっかり受け継いでいます。5速で走行すると逆にドコドコ感が増すのが面白いですね。2000回転も回していない状態でも非常に安定しています。
3速や4速の使い勝手が良く、足付きも良好です。体感としては160kg程度の単気筒バイクに乗っているような軽快さがありますが、走り出すと路面をしっかり捉える大型バイクらしい重厚感も備わっています。何でもこなせそうな素晴らしい完成度です。
これまでのモデルも完成されていましたが、今回のエンジンは非常に洗練されています。特に極低速域や渋滞時のノロノロ運転でのギクシャク感が全くありません。シルキーで滑らかな質感に磨きがかかっています。もちろん、2気筒らしいドコドコ感もしっかりあり、スロットルを開けた時の音圧やパルス感も存分に楽しめます。
ハンドルスイッチ周りなどのデザインもオーソドックスで、古き良きを知るライダーが納得できる仕上がりです。アナログ2連メーター、スポークホイール、正立フォークなど、本物のトラディショナルを感じさせます。
大型バイクでこれほど不安のない車両は中々ありません。T100はT120より軽量で5速ミッションを採用しており、一般道での使い勝手に優れています。大型二輪免許を取得したばかりの方、小柄な方、体力に自信のない方は、まずこのT100からチャレンジすることをオススメします。足付きについては私の別動画を参考にし、ぜひトライアンフ茅ヶ崎さんで実車を確認してみてください。
T120の試乗インプレも公開していますので、あわせてご覧ください!
●撮影協力:トライアンフ茅ヶ崎様
【トライアンフ茅ヶ崎在庫情報】https://www.bds-bikesensor.net/bike?shopCode=200184
【小林ゆきさん略歴】
横浜育ちのバイクブーム世代。バイク雑誌の編集者を経て、現在はフリーランスのライダー&ライター。バイクを社会や文化の側面で語ることを得意としている。愛車は総走行距離25万kmを超えるKawasaki GPz900RやNinja H2など10台。普段から移動はバイクの街乗り派だが、自らレースに参戦したり鈴鹿8耐監督を経験するなど、ロードレースもたしなむ。ライフワークとしてマン島TTレースに1996年から通い続け、モータースポーツ文化をアカデミックな側面からも考察する。
◎小林ゆきブログ
◎X(Twitter)
◎Kommonちゃんねる
大型二輪免許を取得したばかりの方、小柄な方、体力に自信のない方にオススメ!
人気記事ランキング